自分で焼かない焼肉。そんなキャッチフレーズの焼肉屋が倉敷にあります。

店の名前は「焼肉食堂ブリスケ」。私が通い詰める焼肉屋です。

 

「焼肉食堂ブリスケ」が提供するのは「焼肉定食」。

ごちそうと呼ばれる焼肉を、より多くの人に、もっと気軽に、

そしてお腹いっぱい食べてほしいとの思いから、「焼肉定食」で提供することを思い立ったと言います。

 

焼肉屋らしく、その種類は豊富。

メニューには、豚カルビ、カルビ、牛タン、サガリ、ブリスケ、

鶏等々、10種類ほどの定食が並びます。
イチオシは店名にもなっているブリスケという部位を使用した

カルビ・ブリスケ定食。ブリスケとは、

牛の前足の内側（胸部分）の部位。

ハラミのような肉肉しい食感と、カルビのように口いっぱいに広がる脂の旨味が特徴で、

焼肉通には知られる部位のこと。

私がいつもオーダーするお気に入りのお肉でもあります。

 

さて、「カルビ・ブリスケ」定食です。

運ばれて来るのは四角いお重。

白いご飯の上にほどよい大きさにカットされた焼肉がたっぷりと盛り付けられています。

トッピングはもやしのナムルとキムチ、そして味玉。

どちらかと言えば見かけはガテン系。

ところが口にした瞬間、その美味しさに驚かされるんです。

 

口に広がる肉と脂の旨味。タレがしみ込んだ白いご飯のおいしさ。

肉の脂で一杯になった口をさっぱりとさせてくれるナムルとキムチ。

そして口直しの味玉。

もう箸は止まりません。

無限ループとはこのことですね。

 

そしてもう一つの魅力は、定食の他に「炭火串焼き」が用意されていること。

もう少しお肉を食べたい時に好きな部位を追加でオーダーすることも、

串焼きだけを楽しむこともできるんです。

 

17:00からのディナータイムには、お酒の他、揚げ物、ポテサラ、

煮込みなどの肴も提供してくれるので、居酒屋代わりに軽く一杯という使い方をする人も多いそう。

かくいう私も昼に焼肉定食、晩は串焼きで一杯と利用することもしばしばです。

ぜひ一度「焼肉食堂ブリスケ」へ。

自分で焼かない焼肉を堪能してください。