。

2021.10.12

  • 和食
  • 居酒屋

天文館の和食居酒屋「旬菜 さつまの意」の逸品に我が意を得たり!

写真

 

例えば、人から「鹿児島の天文館辺りで、

どこか美味しいところない?」と聞かれると、

決まって答えるのが、「旬菜 さつまの意」というお店です。

和食をベースとしつつも、

中華や洋食の要素を随所に散りばめた居酒屋さん。

鹿児島市電・甲東中学校前電停から徒歩3分のところにあります。

 

オシャレは足元からと言いますが、

飲食店の場合はまず雰囲気から。

その点に関してもこちらは充実しています。

手頃なスペースに行儀よくおさまったカウンターやテーブル、

そして個室席という顔ぶれ。

洗練されたジャズの響きにリズムを合わせれば、

心は勝手にスウィング、

ことさらに心地いいひとときの始まりにワクワクしてきます。

 

地元の食材に固執することなく、

全国のいいものを積極的に使っていく柔軟性と気概は、

まさしく店名に込めた思い通りです。

愛媛の「伊予牛」をはじめ、長野産のジビエ肉、

北陸魚介というように、厳選した素材を仕入れ。

そこに、子供の頃に目覚めた料理に対する意欲そのままに、

店主が工夫を施し、季節にふさわしい独自の品々を仕上げていきます。

 

初夏を例にとりますと、こういったお料理が並んでいます。

中華の技法を駆使した「無花果と丸茄子の蟹あんかけ」や

抜群の糖度を誇る「薩摩甘照トマトサラダ」、

冬はじゃがいもがメインとなる「アボカドまんじゅう」など。

じっくり焼き上げた「うずら焼き」や春キャベツと茄子が

層をなす「大隅鰻の博多蒸し」も見逃せないメニューでしょう。

〆にもってこいの「鱧の土鍋ご飯」は、

星座のように配置されたオクラが色鮮やかな一品。

 

古酒と熟成酒を傾けつつ、

さらに、岩手の「よえもん 夏ぎんが 純米吟醸 生原酒」や

石川の「菊姫 純米酒 金劔」、

宮城の「阿部勘 特別純米酒」といった日本酒を重ねていけば、

もう我が意を得たり。紹介した相手も「さつまの意」を得て、

すっかりファンに。実は、このお店、わたしも人から教えられたところ。

他人は自分の知らないことをいろいろと知っているものだ、

とつくづく実感する今日この頃です。

 

 

[店名] 旬菜 さつまの意
[住所] 〒892-0845
鹿児島県鹿児島市樋之口町8-5 照明電工ビル1F
[アクセス]
鹿児島市電「甲東中学校前電停」より徒歩3分
鹿児島市電「天文館通電停」より徒歩7分
[営業時間] 17:00~24:00(L.O.23:30)
[定休日] 日曜日
[TEL] 099-295-3363
[ホームぺージ] https://www.satsumanokokoro.com/

ページTOPへ