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2018.08.20

  • 日本料理

伊勢で大切な記念日なら、日本料理「料理酒屋 伊勢 兼言」

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記念日にぜひ!伊勢にある日本料理「料理酒屋 伊勢 兼言」

“昔せし我がかねごとの悲しきはいかに契しなごりなるらむ”
平安中期の歌人、平 貞文(定文)が詠んだ歌です。将来を誓い合ったのにこのような悲しい結果になったのはどうしたことでしょうという嘆きを表現したもの。時代背景を鑑みると、思いのままに行動することが叶わなかったのかもしれませんね。かねごと(兼言)というのは約束の言葉という意味です。兼は正しく整うこと。つまり、兼言とは本来、信頼できる確かなものでなくてはならないのです。

さて、前段をふまえて伝えたいのが、伊勢の「料理酒屋 伊勢 兼言~かねごと~」では、確固たる美味しい日本料理を提供してくれるということ。JR參宮線の伊勢市駅から徒歩5分。線路沿いにあるビルの1Fです。こぢんまりしているとはいえ瀟洒な造りで、京都や奈良にあるお茶屋さんのような風格があります。東京の有名料亭で修業、研鑽を積んだ店主が供するのは先述した通り本格的な日本料理。見た目の美しさはもちろん、味わいにもとことんこだわっています。食材それぞれの特徴を見極め、その魅力を100%活かすための手間を惜しまない姿勢は、ここで食事をすれば容易に想像できるものです。
その日の気温や湿度、環境によってまるで違ってしまう繊細なものだからこそ確かな技術が光ります。奥行きのある味をぜひ、椀物で実感してください。
“企業は人なり”と言いますが、お料理も必ず人柄が出ます。お客様や食材に対する真摯な姿勢がその一皿から読み取れるはず。松阪牛や伊勢海老、ふぐなど多岐にわたる地元の特産物を扱うのもポリシーでしょう。そのすばらしさを観光客に広く知らしめたい。三重の名産品に思い入れのある人ならなおのこと、期待以上の出会いを提供したい。そんな願いが伝わってくるようです。全体的に上品な薄味で仕上げるのも素材そのものを堪能してほしいからでしょう。

訪れるすべての人に至福のひとときを贈る。それこそがお店の“約束の言葉”なのかもしれません。大切な記念日を過ごすのにピッタリですね。
伊勢にある日本料理の名店「料理酒屋 伊勢 兼言」。どうぞお見知り置きを!

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