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2021.06.18

  • 和食

筑後地方・みやま市の「そば茶寮 桃乃香」でジャズな蕎麦タイム!

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個人的にそばも日本酒も大好きで、だったらその二つが一つに集まったら最高、

と思っていたら、ありました、福岡県のみやま市に。

わたしのハートのど真ん中を射抜いた和食「そば茶寮 桃乃香」の魅力を、今回は語ることにしましょう。

 

はじめに紹介したいのは、モダンな空間について。建物は一見して古風な由緒ある佇まいなのですが、

中に入ってびっくり。

まさかと思ったらJAZZが穏やかに流れている―

ムーディーなミュージックと漢字で書いて蕎麦、とのコラボに、いきなりテンションは高めに。

テーブルや椅子も含め、インテリアは落ち着いたテイストで、庭にはちょっとした池もあって、

ゆっくり過ごすのにふさわしい造りになっています。

 

何からいただくべきか―

もう答えは決まっています。王道を行く定番「板わさ」から。

お供は地元の「菊美人 特別純米酒」を指名し、杯を傾けると、ふぅとか、はぁとか、

勝手に呟いて、ひと通りうっとりしてしまうほどです。

いつもながら温泉に浸かったときのような恍惚とした気持ちになります。

 

盛りつけも見事な「だし巻き玉子」や思わず一升瓶を据えて取り組みたくなる

「貝柱のかす漬け」もまた、わたし好みの味つけ。

福岡の銘酒「田中六五 純米酒」や「喜多屋 蒼田 本醸造」などを重ねながら、

「山女魚の南蛮漬け」や「地鶏の醤油焼き」、「有明のり天麩羅」と続けざまにヒット連発して、

ますます気分が良くなってきます。

メインの仕上げとして、奈良の「風の森 純米吟醸 雄町 真中採り」と

「黒毛和牛ステーキ」の組み合わせで大名気分です。

 

最後の〆には、あっさりいただける「おろしそば」にしようかと毎回迷うのですが、

「玉子とじそば」をオーダーすることが多いかもしれません。

出汁には北海道産の真昆布と枕崎産の鰹節に加え、鯖節も使われいて、

こんな水道があったらずっと飲んでいられるのに、と思うほど旨味たっぷり。

十割そばならではの味わいが、スッとやさしくお腹にしみ込んでいきます。

 

みやま市の「そば茶寮 桃乃香」は、言わば、わたしにとって大好物の集合体。

何度となく足を運びたくなるお店です。

 

[店名] そば茶寮 桃乃香
[住所] 〒835-0021 福岡県みやま市瀬高町本郷1823-1
[アクセス] JR九州新幹線・鹿児島本線「筑後船小屋駅」新幹線出口より徒歩14分
[営業時間]
ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:30~21:30
[定休日] 月曜日のディナー/水曜日
[TEL] 0944-62-5500
[ホームぺージ] https://www.momoka55.com/

 

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