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2021.01.25

  • 定食屋

福岡市は大手町の「HAKKO食堂」は80年にわたって受け継がれてきた味

ぬか漬け

 

祖母の代から数えて80年余り。

昔ながらの優しい味わいを提供するお店が、福岡市は中央区大手町、

福岡市地下鉄空港線「大濠公園駅」から徒歩2分のところにあります。

お店の名前は「HAKKO食堂(ハッコウショクドウ)」。

今では珍しい「ぬか漬け」の専門店です。

 

店頭で販売されているのは、季節の野菜を漬け込んだ15種類ほどの「ぬか漬け」の他、

サバ、豚肉、鶏の手羽先などを、醤油・酒・砂糖などの煮汁に、

ぬかを合わせて炊き上げた北九州市の郷土料理である「ぬか炊き」。

 

いずれもぬかの旨味をたっぷりとまとわせた逸品ぞろい。

地元の有名店として知られているのももっともです。

 

その美味しさの秘密は、祖母の代から80年間にわたって受け継がれてきた「ぬか床」にあります。

美味しさを感じられる「ぬか床」を作るには、温度を20度~25度に保ち、

捨て野菜を漬け込んで「ぬか床」を撹拌する作業を半年間続けて乳酸菌を育てる必要があります。

 

それだけではありません。

日々、様々な食材を漬け込むことで、それぞれの風味が「ぬか床」にうつり、

さらに熟成が進んで旨味が増しきます。

その作業を80年間にわたって続けてきた「ぬか床」が美味しくないわけはありません。

 

そんな「ぬか床」を使って作る「ぬか漬け」や「ぬか炊き」は、

HAKKO食堂」ならではの旨味をまとった逸品ぞろい。

唐辛子や山椒がピリッと効いたさわやかな酸味と、ぬかの風味は、

地元をはじめ、多くの人たちに愛される味です。

 

そして「ぬか漬け」「ぬか炊き」を活かした定食を提供してくれるランチタイムには、

多くの人たちが店に足を運びます。

テイクアウトメニューも豊富なラインナップです。

 

意外な美味しさの虜になる人が多いのは、カレールーにぬかを合わせた「ぬかカリー」。

ぜひものの一品です。

 

その美味しさだけではなく、「ぬか漬け」はビタミンや植物性乳酸菌が豊富で、

健康や美容にも良いとされていることで知られるる発酵商品。

「ぬか漬け」に目のない方も、まだ「ぬか漬け」の魅力を知らない方も、ぜひ「HAKKO食堂」へ。

80年続く味を楽しんでみてください。

 

店名:HAKKO食堂

TEL:092-406-9626
住所:〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門3-2-26
アクセス:福岡市地下鉄空港線「大濠公園駅」4番出口より徒歩2分
営業時間:
11:30~14:00
17:00~22:00
定休日:日曜日
ホームぺージ:https://www.hakkoshokudo.com/

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