。

2020.06.02

  • 和食
  • 居酒屋

会津のお母さんが作る絶品料理を堪能!仙台市国分町の居酒屋「おでんとおばんざい魔法のたまご」

角煮

仙台市の「おでんとおばんざい魔法のたまご」で楽しむ母の味

仙台市青葉区国分町、「勾当台公園駅」南3番出口から徒歩6分。
Kビルの1階に、今回ぜひ皆さんにご紹介したい「おでんとおばんざい魔法のたまご」はあります。
私が好んでよく訪れるこちらのお店は、仙台にいながら、福島県会津の郷土料理や奥会津産のうち豆の出汁を使ったおでんを楽しめる珍しい居酒屋です。

なぜ看板メニューが会津の料理?と思われた方も多いでしょう。
実はこのお店。常連さんから“お母さん”と呼ばれている会津出身の女性店主が営んでいるんです。
お母さんが作る料理は、会津の食材をふんだんに使用しており、どれもほっと心温まるような優しい味わいのものばかり。
第2の実家のようにくつろげる居心地の良い空間と相まって、ついつい長居してしまいます。

それでは肝心の料理の話をしましょう。
郷土料理の中でおすすめなのが、まず「ポテサラ風うち豆のサラダ」。
うち豆とは、大豆を軽く水で戻して軽く潰したあとに乾燥させた、会津の伝統的な乾物です。
この会津産のうち豆を適度に潰してポテトサラダのような一品に仕上げられたのがこちら。
一口食べればふわっと広がる優しい豆の風味に、初めて食べた時から私のお気に入りの料理の一つになりました。
また、会津料理と言えば名が挙がる、定番の「イカ人参」や「馬刺し」もやはり外せません。
お酒と相性抜群の「イカ人参」は思わず病みつきになる逸品です。
また「馬刺し」にはニンニク辛子味噌が添えてあり、会津流の本場の食べ方を体験できるとあって、常連さんにも人気だそう。

もう一つの名物料理であるおでんも、ぜひ一度は食べてみてください。
うち豆から丁寧に引いた出汁で作られているおでんは、ほっこり心を和ませる上品な口当たり 。
定番の大根やこんにゃくなどはもちろんですが、やはりここはオリジナルおでんが注文必須です。
「え、これもおでんなの?」と思ってしまう、創作おでんたち。
スフレチーズオムレツに出汁を合わせた「魔法のたまごチーズオムレツ」をはじめ、豚肉とたまごを出汁で炊いた「とろとろ骨付き豚と半熟たまご」や溶けるようなやわらかさの「丸ごと玉ネギ」など、なかなか珍しい一品が数多く揃います。
一つ一つの具材はもちろん、旨味が染み込んだ出汁まで飲み干したくなるような美味しさです。

そんなお母さんのアイデアと愛情がたっぷり詰まった料理の数々を、福島県産の地酒を含め、常時30種類ほどある全国の日本酒と楽しめば、もう飲兵衛にはたまりません。
ぜひ皆さんも「おでんとおばんざい魔法のたまご」で至福のひと時を過ごしてみてくださいね。

店名 おでんとおばんざい魔法のたまご

住所 〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町2-8-12 Kビル 1F
ご予約・お問い合わせ 022-397-7410
アクセス 仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」南3番出口より徒歩6分
営業時間 18:00~24:00
定休日 不定休

ページTOPへ